お手入れは定期的に(お爪編)
ペットのお手入れはどのくらいの間隔で行っていますでしょうか?
お手入れと言っても色々ありますが。
シャンプーは家でやってる方が殆どでしょうが、それ以外は?
通常は月1ペースが理想です。
やらないとどうなるか、1つの例をお見せします。
爪が伸びすぎて足の裏側に入ってしまっています
こちらも…
危うい!危ういです!!
もうすぐ肉球突き刺しそうな状態です!
これは非常に歩きにくかったはずです。痛みもあったかもしれません
かなりの確率で犬の爪は巻き爪です。
特に両サイドの2本と狼爪は内側に巻いて伸びやすいです。
チワワ、キャバリア、シーズー、パグ、コッカーあたりは特に多いです。
これを放っておくと肉球に食い込み、さらに放置すれば突き刺さしながら伸びていきます。
それがコチラ…。

肉球に爪が刺さっていた為、穴が開いています
うまく肉球を逸れて伸びていく場合もありますが、巻き方によっては刺さります。
歩き方がおかしくなる為骨に異常が起きる事もありますし、刺されば炎症を起こし最悪指が壊死する事もあります。
ここまでなるには月日が必要ですが、酷い巻き爪の子は2か月も放置すれば刺さります。
そこまで酷い巻き爪は、半月ごとに切るかわざと血管切りして短くしなくてはいけません。
肛門腺や足裏も同じです。
溜まり過ぎれば破裂する場合がありますし、伸びすぎてフローリングで滑って関節外す事もあります。
他にも全身の毛がもつれ固まってしまい、肌がただれてしまっていた子もいました。
共通している事は、ろくにトリミングにもださず、家でも手入れをしていない子達です。
ここまで酷いのは稀ではあるし、それでも来るだけマシなのかもしれません。

こちらは刺さらなかったけど酷すぎです…
トリミングは高いからお金が勿体ないと言われた事もありますが、それであれば家でちゃんとやれば良いだけです。
しない・出来ないのであれば、プロにやってもらうしかありません。
トリミングに出せば必要なお手入れは全て含まれていますから、定期的に来られる事をお願いしたいです。
どこのサロン・病院でも爪切りや肛門腺だけでも受けておりますので、こうなる前に必ずやってもらってください。