膿皮症

膿皮症は、最も多いとされる皮膚疾患です。
何か出来てたら膿皮症!というくらい多いです。
膿皮症は大きく分けると
・表面性膿皮症
・表在性膿皮症
・深在性膿皮症
の3つに分類されます。
ここから更に分類されるんですけど、訳分からなくなるので、この3つだけ覚えておけばいいかと。
違いは、深さです。
表面か、毛穴か、もっと奥か、みたいな。
深くなればなるほど治りにくく、とんでもなく厄介になります。
原因はブドウ球菌で、細菌感染です。
人間のとびひもブドウ球菌ですが、膿皮症は人間や他の犬にうつる事はありません。
湿疹や脱毛、カサブタなど、出方は様々。
初期はあせもと間違えやすいので注意です。
酷くなると膿んでグチュグチュになります。
お腹、背中、尻尾、指や肉球の間など、体の至る所に出現します。
パグやフレンチブルのシワの中が赤くなったりベタッしているのも、膿皮症の可能性があります。
皮膚病は皮膚が弱っているとかかりやすいですので、体質的に出やすい子は再発が多いです。
薬用(クロルヘキシジン配合)で洗ったり、消毒したり、とにかく清潔を保つ事が大切です。